古寺鉱泉登山口駐車場

左端に簡易トイレ

登山口は撮影している地点
　

登山口

　冷凍車の騒音に悩まされ、少し
　後悔したのだがこれが正解でした

　下山時に分ったのですが、登山口
　周辺は小さなアブが大量発生して
　いて、車の外に出られないほどです

　古寺川の清流に発生する「こすじろう」と
　よばれるアプのようです

　刺されると少し痛いので要注意です

　丁度夜明けに登山口に到着するよう
　道の駅を出発

　駐車場はスペースの半分くらい
　車が止められていました

　足元が見える明るさです
　すぐ準備して出発

　この時はアブは全くいませんでした

　登山口は駐車場の奥の看板の横
　です

　ここから川沿いに進みます

古寺鉱泉朝陽館

中央の橋を渡り左側へ進む

古寺川沿いに進む

　また古寺川に沿って少し進むと
　道は山腹をジグザクの登るように
　なり、尾根上に出る
　

合体の樹

奥がブナ、手前がヒメコマツ

ブナ林を登る

　途中、写真のようなブナとヒメコマツが
　くっついた「合体の樹」がありました

　道はブナの緑の間を通り
　天気も良さそうで、気分爽快です

一服清水標識

登山道右脇に水場

一服清水の水場

　歩き始めて１時間１５分で
　一服清水です

　最初の休憩ポイントには
　良い場所ですね

　水量は少ないですが
　喉をうるおすには充分です

ハナヌキ峰分岐

右が日暮沢、左が大朝日岳

　ここで谷川岳の麓に在住の
　岡田さんと出会う

　岡田さんは日暮沢の登山口から
　登られて来たそうです

　大朝日岳に登ってから
　縦走コースで竜門山に
　行き、そこから日暮沢に
　下る周回コースのようです

　私より１０歳年上なのですが
　その健脚ぶりは歳を感じさせない

　ここから大朝日岳頂上まで
　ご一緒させて戴く

　道々話を聞くと登山歴、
　山の知識はとても豊富で私など
　足元にもおよびません

　大朝日岳頂上で私は
　ＨＰの名刺を出し、自己紹介すると
　岡田さんもメモを書いてくれ
　岡田さんが登山ガイドブックに
　執筆されている方と知る

　私のそれまでの知ったかぶりの話が
　恥ずかしい

　こんな私と付き合ってくれて
　どうもありがとうございました

三沢清水の標識

左端が水場

　

三沢清水の水場

ここは水量が多い

　ハナヌキ峰分岐からは
　急な登りとなります

　途中に三沢清水がありますので
　そこで一息いれるのもいいでしょう

　この水場は三箇所の水場のうち
　最も水量も多い

　私は下山時に顔を洗いサッパリ
　して又元気が出ました

古寺山（左）が近づく

　古寺山の頂上が近づくと
　登山道は緩やかな斜度となります

古寺山頂上

背後が大朝日岳

小朝日岳

大朝日岳

　大朝日岳もここで姿を
　見せてくれます

　今日は素晴らしい天気ですが
　遠くは少し霞がかかっていますね

　気温が高いせいなのでしょか

　小朝日岳へのルートが確認できます

　頂上巻き道もよく分かり、頂上を通ると
　かなりの時間が余分にかかることが
　推測できる

　下山時に縦走コースに向う岡田さんには
　申し訳なかったのですが、登りは
　巻き道を通り、下山時に小朝日岳に
　登ることにする

　端正な大朝日岳が初めて見え
　心が躍る
　

小朝日岳巻き道分岐

小朝日岳頂上を見上げる

　古寺山から少し下り
　急坂を登っていくと
　小朝日岳巻き道分岐の
　標識があらわれます

　この先で右へ入り
　巻き道を進む

　写真ではそれほど感じませんが
　小朝日岳頂上へのルートは
　結構急に見えました

　事実、帰りはここを下ったのですが
　見た目通りの急坂でした
　

小朝日岳巻き道合流

朝日岳は正面奥へ下る

手前が小朝日岳、右上が古寺山方向

　巻き道はドンドン下っていきます

　やがて小朝日岳からの登山道が
　西側で合流する地点に出て、
　そこに写真のような標識があります

　ここで右に曲がりさらに下って行く

　先ほどの巻き道分岐地点より
　ここの標高の方が５０ｍほど
　低いようです

　だから小朝日岳に登るのなら
　古寺山側からの方が楽だと
　いうことになりますね

１５９１ｍピーク付近の平坦地より
大朝日岳を望む

中央奥に以東岳

雪渓左手前の小ピークに
銀玉水がある

　合流点を過ぎ、熊越の鞍部まで
　下り、登り返します

　もうここからは稜線散歩といった
　感じで、一番楽しい時間です

　緩やかに登って行くと１５９１ｍの
　ピークです
　大朝日岳の山容を楽しみながら
　歩きます

　大きな雪渓も残っていますね
　その前方の雪渓の左手前に
　次の水場があるようです

　北西側を見るとかすんではいますが
　以東岳の大きな山塊を何とか
　確認することが出来ました

　手前の尾根は竜門山〜清太岩山の
　尾根のようです

銀玉水標識

水場は左に５ｍほど下る

銀玉水の水場

ここのが一番冷たくて美味しい

　三番目の水場、銀玉水です

　ここは唯一登山道より少し
　離れていますが、右へ５ｍほど
　下ったところで、１分で行けます

　ここは水量は細いですが
　冷たくて一番美味しかった

　雪渓が冷やしてくれているので
　しょうか

銀玉水周辺の花

ニッコウキスゲ、シラネニンジン

銀玉水の上にある階段

正面奥の石の重なるピークへ向う

　銀玉水周辺には沢山
　花が咲いています

　ヒメサユリにはもう遅かった
　ようですね

　銀玉水を過ぎると丸太と石を
　組み合わせた階段が少し
　続きます

石の重なるピーク

赤ペンキに従い右に越える

石のピークを越えると
又、神社のある小ピークが見える
　

　ここは直進せずに赤ペンキの
　マークに従い右に石を越えます

　するとまた平坦に道になり
　前方にピークが見えます

　なにやらピーク上にケルンの
　ような物が見えます

　前方のピークが１７６９ｍの
　ピークのようです
　

朝日嶽神社奥宮

左に小さな祠が有りました

　１７６９ｍのピークには
　小さな祠が祀ってありました

　朝日嶽神社奥宮と書かれています

　祠の周辺には石が積まれており
　防護しているのでしょうか

１

大朝日小屋と大朝日岳

マツムシソウ

タカネナデシコとヤマハハコ

クルマユリと小朝日岳

　神社のあるピークから
　大朝日小屋までは
　平坦な道の脇に綺麗な
　花が咲いています

大朝日小屋

中岳、縦走コース分岐

右：縦走コース
左：大朝日岳頂上

中岳、奥に西朝日岳

　大朝日小屋の周辺は柵で規制
　している効果でしょうか、多くの
　花が咲いていました

　小屋の右側を進むと、中岳から西朝日岳
　さらに以東岳へと続く縦走コースの分岐が
　あります

　ここを左に入り大朝日岳頂上まで
　最後の登りです
　

大朝日岳頂上が近づく

　少しキツイ登りですが１２分ほど
　頑張れば頂上です

大朝日岳頂上三角点

大朝日岳頂上

円筒は方位盤

西朝日岳（右）方向を望む

奥の以東岳はかすんで見えない

小朝日岳（右奥）方向を
振り返る

小朝日岳の左が古寺山

　頂上はまずまずの広さです

　少人数で休憩するには充分です

　全く、遮るものはありません
　３６０度のパノラマですが
　今日は遠くは霞んで見えません

　こんなに青空なのに残念です

　方位盤があったので
　霞が無ければ見えたで
　あろう山の位置を確かめる

　ここで岡田さんとは、お別れ
　しました

　頂上まで楽しく御一緒させて
　戴きありがとうございました

　２００８年夏の遠征の最終日は
　いい出会いと天候に恵まれ
　記憶に残る日になりました

小朝日岳の急坂

小朝日岳手前（南西）の
ピークより大朝日岳を望む

小朝日岳頂上を見る

　下山は小朝日岳の頂上を通って
　帰ることにする

　小朝日岳巻き道合流点の標識からは
　写真のような急坂を登って小朝日岳頂上に
　むかいます

　頂上の少し手前に小ピークがあり
　そこからの大朝日岳の眺めは素晴らしい

　この先の頂上よりもこちらのピークの
　方が大朝日岳の眺めはいいと思う

　小朝日岳頂上はこの小ピークから
　１００ｍもありません

小朝日岳頂上

古寺山を望む

ルートがよく分かります

　手前の小ピークで展望を楽しんだ後、
　標識のある小朝日岳頂上に向う

　３分ほど緩やかに登れば頂上です

　頂上は結構広い、もう赤トンボが
　飛び回り、シャッターを切れば
　必ず映り込んでしまします

　頂上から古寺山の方を見れば
　古寺山までのルート、そこから
　下っていく尾根も確認できます

　今日で遠征は最後です、日本海に
　出て名古屋に帰ります

　櫛引町で温泉に入る予定でしたが
　月山に向う途中の道路脇に大井沢温泉
　という看板を見つける

　日帰り入浴施設のようでした
　こんな近いところにあるなんて
　私の下調べが不十分でした

　大きな駐車場があり産直野菜売場もありました

　温泉は平凡でしたが３００円とメチャ安です
　頭と身体が洗えれば充分です