権現岳

名古屋の自宅を朝２時半に出発　小淵沢ＩＣで降り、観音平の　駐車場に５時半頃に到着　車の中で朝食をとり準備　していると東の空が茜色に　なってきて、隣の車の若者が　カメラを持って展望台方面に　行ったのでたので　私も後を追って行く　富士山が綺麗でした　曇り空ですが南アルプスの　鳳凰三山、北岳、甲斐駒ケ岳　等が近くに見えます　今日もツイている　駐車場の登山道入り口標識　に従い編笠山に向かう	観音平駐車場　朝焼けの富士山（観音平展望台より）
森の中の歩きやすい登山道　を緩やかに登ります　カラマツ林をしばらく登ると　大きな石の間を通るようになり、　やがて写真の雲海展望台に出ます　ベンチが二つ置いてあり、最初の　休憩ポイントです　富士見平からのルートの　分岐点にもなっています	雲海展望台
雲海からの登山道も広く　目印の赤テープで迷わず　進めます　森の中を登って行くとやがて　押手川出合です　小広場になっています　ここから青年小屋に直接　行けますが、そのルートは　下山に使用する事にして、　編笠山に向かう	押手川出合
よじ登るような急登ではないですが　かなりの急坂の連続です　１時間以上ひたすら登り続けて　やっと石の積み重なった広い　頂上に到着　あんなに広くはないけど蓼科山　の頂上に少し似てます　ここの展望も素晴らしいです　富士山、南アルプスはもちろん、　これから登る権現岳や南八ヶ岳の　山々、反対側には真っ白になった　北アルプスが望めます	編笠山頂上
編笠山頂上から眺望です　権現岳直下の権現小屋も　はっきり見え、左にギボシ、　赤岳、阿弥陀岳と間近に　見ることができます　　私はいつも富士山が見えると、　シャッターを押しまくってしまう	編笠山より権現岳（右）中央がギボシ左が赤岳　編笠山より富士山
編笠山より青年小屋へは　低い樹林をほぼ一直線に下ります　少し下った登山道の開けた　場所より青年小屋を見下ろせ　ます	青年小屋
低い樹林を過ぎると、大岩が　累積した広大な場所です　赤ペンキの印を目標に下る　岩の上を飛び石のように　渡って行きますので慎重に　写真は青年小屋に着いてから　編笠山を撮ったものです　１/３くらいはゴーロ帯ですね	編笠山を見上げる（青年小屋より）
青年小屋からハイマツ帯を登り　のろし台の跡があるのろし場　に着く　のろしを上げただけあって　ここからの眺めもいい	のろし場標識（背後はギボシ）
のろし場から先はギボシを巻いて　権現岳に向かうのだが、ザレた斜面　のクサリ場が少しありますので　バランスを崩さないように　今日のルートで一番注意を　要する所です　権現小屋の脇を通って　稜線に出ると赤岳方面への　分岐です　風が強い、雲で展望もよくない	権現小屋
分岐から権現岳頂上はすぐです　頂上には鉄剣が立っています　（何か錆びた物が立っていました、　　帰宅してガイドブックで知る）　頂上は狭くて休憩には不適で、　休憩するのなら少し下がった　白い権現岳の標識のある周辺　がよいでしょう　それに今日の強風と寒さ（０℃）　では長居は無用　昼食は青年小屋まで下ってから　とりました　朝、長時間運転してからの　山登りは下山時に疲れが出る　観音平まで長く感じられた　棒のようになった足を原村の　「もみの湯」で癒す　ここは私のお気に入りの　日帰り温泉です　いつも期待を裏切りません	権現岳頂上