火打山

２００３年７月27日　火打山２４６２ｍ　天候　登山開始晴れ－頂上うす曇り（７℃）

笹ヶ峰駐車場（４：３０）－登山口－黒沢橋（５：１５）－十二曲り（５：４５）
－富士見平分岐（６：３０）－高谷池ヒュッテ（７：１５）
－ヒュッテ発（７：２０）－天狗の庭（７：４５）－雷鳥平（８：１５）
－火打山頂上（８：４５）－下山開始（９：１５）－笹ヶ峰着（１２：２０）

　前日早朝に美麻村より妙高高原に移動
　して「野天の湯」で朝の温泉に入る

　コンビニで買出しをして妙高山登山の
　下調べを兼ねて燕温泉に行く

　そこで無料の露天風呂「河原の湯」、
　「黄金の湯」に入る

　燕温泉登山口の駐車場にはトイレが
　ないので、車中泊をするなら
　トイレの有る東赤倉休憩所を利用
　するのが良い

　空が白みかけたら出発
　登山口で登山届けを出して
　木道の続く登山道を歩く

　良く整備されています

　道はなだらかで歩きやすい
　

笹ヶ峰駐車場

笹ヶ峰登山口
　

　勢い良く流れる黒沢に架かる
　吊橋の黒沢橋に出ます

　橋を渡ってからが登山の始まりです
　十二曲りの急登です

　あえぎながら登っていくと「十二曲り」
　の標識が立つ尾根にでます
　
　ここからもしばらくは尾根の急登
　です

黒沢橋
　

　やがて樹間に北アルプスの峰々、
　白馬三山が見えてきます

　きょうは久しぶりの晴れの登山
　心も弾む

　おととい登った白馬の大雪渓が
　見えます
　

登山道より北アルプス

　木道が現れると富士見平の
　分岐です

　写真の分岐点を右に行くと
　黒沢ヒュッテ、妙高山方面です

　ここを左に入る

　ここから天狗の庭までは
　急な登りはありません
　

　登山道の脇に
　オオバミゾホオズキが
　群生してました

富士見平分岐

オオバミゾホオズキ
　

　笹原を進むとこれから登る
　火打山、その向うに影火打、
　さらに、現在登山禁止の円錐形の
　焼山の全容が見えてきます

　素晴らしい眺めです

　しかし雲が湧いてきています
　この青空がいつまで持つか
　少し心配

　三角屋根の高谷池ヒュッテ
　も樹林の中に見えています
　

火打山

火打山、影火打、焼山
（写真をクリックして下さい）

　高谷池ヒュッテの前庭に到着

　ベンチとテーブルが置いてあり
　休憩には最適

　ここから高谷池も眺めることが
　できます

　ヒュッテから５分も高谷池湿原
　を歩くと妙高山への縦走路の
　分岐に出るので左へ行く

高谷池ヒュッテ

高谷池分岐
　

　ちょっとした岩場を登ると、
　雪の残る丘にでます

　そこから高谷池がよく見えます

　写真はそこで撮影したものです

高谷池
（写真をクリックして下さい）

　ここからは花の競演です

　ハクサンコザクラは少し
　遅かったのでしょうか
　ガイドブックのように一面の
　群生とはなっていませんでした

ハクサンコザクラ群生
　

　天狗の庭あたりから山の上の
　方は雲がかかり始める

　妙高山は全然見えない

　天狗の庭から稜線に出ると
　日本海方面が見えるはずなの
　だがガスで眺望はない

　しかしヒメシャジン、オタカラコウ
　等の花は楽しめます

　急な階段を登ると雷鳥平です

雷鳥平

　雷鳥平では会えませんでしたが
　火打山の肩からの最後の登りの
　階段でライチョウのペアに
　出会いました

　雄は目の上が赤くなっています

　人に驚く様子はありません

　登山道を落ち着いて横断
　して行きました

雷鳥（雌）

登山道の雷鳥（雄）
（写真をクリックして下さい）

駈ける雷鳥（雄）
　

　頂上は標識柱とケルンだけの
　広場です

　頂上は陽が当たっているのですが
　周囲は、真っ白です

　昨日から妙高山に一度も
　お目にかかっていません

　３０分ほど頂上で食事しながら
　待ったのですが、どうも今回は
　無理みたいです

　ライチョウに会えたのですから
　満足しましょう

火打山頂上

　
　下山時は花を眺めながら
　ゆっくり下る

　初めて見るイワイチョウが
　咲いていました

　ハクサンシャクナゲ、シラネニンジン、
　マルバタケブキ、モミジジカラマツ等
　いろんな花が咲いていました

　帰りに杉野沢の「苗名の湯」に
　入って帰りました
　

イワイチョウ