２０１１年 ８ 月８日
暑寒別岳−１４９１ｍ 晴れ一時雨後晴れ
南暑寒荘駐車場（４：０５）− 雨竜沼湿原入口（５：２０）−雨竜沼展望台（６：１５）− 南暑寒別岳（７：３０）
−南暑寒別岳発（７：３５）−暑寒別岳頂上（１０：１０）−下山開始（１０：４５）− 南暑寒別岳（１２：５５）
−にわか豪雨で５分休憩−雨竜沼湿原入口（１５：００）−南暑寒別荘駐車場着（
１６：０５）
今日の歩行時間 登り＝ ６時間、 下り＝
５時間１５分
標高差 １４９１ｍ−５４０ｍ（駐車場）＝９５１ｍ
累積標高（＋） ＝ １５８９ｍ
距離＝ ２５．９６８ｋｍ
雨竜コースはガイドブックでは歩行時間が１２時間くらいとなっていたが、実際はもう少し短いだろと
思っていましたが、甘かった。キッチリ１２時間かかりました
何よりの大敵はコースの虫でした、アブだけでも３種類以上、他の虫も群れで襲ってくる
普通アブはなかなか刺さないものですが、ここのはすぐ刺しにきます
途中何度も虫よけ剤をかけるがすぐ効果がなくなる、日焼け止めも虫には効果があることが
分かり、ダブルで防護する、それでも立ち止まっていると襲ってくるので特に虫が多かった
雨竜沼展望台から南暑寒岳の間はスピードを上げて駆け抜ける
次の敵は北海道とは思えぬ暑さでした、特に南暑寒別岳から先は笹藪を漕ぎながら進みますので
風も無く、暑さで体力を消耗しました
しかしそのような事を我慢してもこのコースは登る価値のあるコースです
雨竜沼湿原は北海道の尾瀬と呼ぶにふさわしい素晴らしい場所でした
出発時に南暑寒荘の管理人に登山ルートに熊の糞や熊が掘り起こした形跡があるといわれ
少しびくつきました、管理人が言っていた場所が近くなったら鈴と笛のダブルで賑やかに
通りました、ルート上にはまだ糞や掘り起こした形跡が残っていました
全部で糞が２ヶ所、掘り起こした場所が３ヶ所ありました
熊の糞は初めて見ました、野球のベースくらいの大きさで、その量に驚きました
まだ北海道では熊には遭遇していませんが、いつまでもそうあってほしいですね
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登山口（ゲートパーク）駐車場 広い駐車場です
管理人が常駐している休憩舎 ここで登山届を出し
南暑寒荘 暑寒別岳へは写真の 道路の左側に野営場がある
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雨竜コース登山口のあるゲートパークまでの アクセスは暑寒ダムから先はダート道（一部舗装） となり雨竜町の市街地から４０〜５０分かかります 月曜日の早朝ということもあり私が一番乗りでした 昨日から車が２台ほど止まっていました 駐車場は広く、近くには綺麗なトイレもあります この広さからするとシーズンにはさぞ
今日はロングコースなので薄暗いうちに出発 登山届を提出するために管理人が常駐する まだ４時を少し回った時間です、本当に 入口でドアをガチャガチャしていると こんな早くから申し訳ない 登山ルートに熊が出没した形跡（糞と掘り起こし）
休憩舎の先に写真の立派な南暑寒荘が その前を通って林道のような道を
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本流（ペンケペタン川）の支流を渡る
渓谷第一吊橋
白竜の滝
渓谷第二吊橋
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登山口から３分ほどで 支流にかかる鋼材の橋を渡る
緩やかな道を進んでいくと これを渡りペンケぺタン川の
登山口から３０分ほどで
滝のすぐ先で、第二吊橋で左岸に |
川に沿ってすすみます
目の前が一気に広がる
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第二吊橋を渡ると道は急坂になります 途中には山腹から水が湧き出している 下山時には暑さで消耗した体に沁みわたりました 登山口から１時間で急坂を登り切り 湿原が近い事をうかがわせます
１０分もしないうちに前方が一気に
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雨竜沼湿原入口 ここで靴底を洗い種子等を落とす 少し先にテラスが見えます
湿原入口のテラスと案内図
湿原案内図 ここで咲いている花やルートが確認できます
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湿原入口に到着 所要時間は登山口から１時間１５分でした 入口には細い流れの足洗い場が設置して
入口にはテラスがあり、案内板で
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湿原入口からの様子 正面が南暑寒別岳
湿原入口付近の川と湿原南西方向 右奥は南暑寒別岳の山裾
エゾクガイソウ
タチギボウシと暑寒別岳 タチギボウシが一番の盛りでした
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湿原までの登山道にもヨツバヒヨドリ、 色々な花も咲いている湿原の背後には
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湿原テラス
テラス前の蛇行する川
テラスから見る南暑寒別岳と暑寒別岳
関連動画（下をクリック）
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入口から１０分ほど木道を進むと 平原なのでテラスに立つと
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湿原木道分岐（下） ここで左に入ります
沼のヒオウギオヤメ 周囲にはタチギボウシが乱れ咲く
湿原木道分岐（上） ここで湿原周遊ルートと 暑寒別岳は直進
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上の湿原テラスから１５分で 湿原の木道奥側は周遊コースに ここから左に入り湿原の南側を
湿原はゆっくり歩きますので
湿原入口から写真の木道分岐（上）まで それくらいの時間をかける価値は 一日いても飽きないかもしれません
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雨竜沼展望台 ここはアブ等の虫の大襲撃を
展望台からの湿原の眺め 右端奥が湿原入口
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木道の周遊ルートから分かれ 斜面の途中に登山道の左に 上の分岐点から１０分ほどです
展望台からは湿原の全体が分かりますが 展望台にはベンチもありゆっくり ザックをおろしたら背中が当る部分に 汗に反応しているのか、熱に反応しているのか とてもノンビリしていられず、写真を撮って
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南暑寒別岳に続く登山道 笹原の中の広い緩やかな道です 笹の下刈りがしてあり歩きやすい
南暑寒岳の稜線に出る 前方のピークが南暑寒岳頂上
南暑寒別岳の稜線から眺めた
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展望台を過ぎ少し坂を登ると その先も南者寒岳までは緩やかな斜面で 笹の下払いもシッカリしているので ここも虫が多く、立ち止まると寄ってくるので
速足のせいで展望台から１５分で この稜線が新十津川町と雨竜町の
振り返ると雨竜沼湿原が眼下に
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南暑寒岳頂上
南暑寒岳から群別岳(中央）を望む
暑寒別岳を望む 下に小さな池塘と登山道が （写真をクリックして下さい）
南暑寒別岳頂上からさがるロープ ここから標高差２００ｍの
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登山口から３時間３０分で 南暑寒別岳頂上に到着です 暑寒別岳頂上までは
群別岳の鋭鋒が魅力的ですね
南暑寒別岳だけからは標高差２００ｍ 急斜面ですので１本ロープがその間 途中で繋いでありますが、こんな長い
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灌木帯の中の登山道 １本のロープが延々と下がる
鞍部 登山道は手前から左方向です 鞍部の池塘にはテープで立入禁止 右が暑寒別岳 登山ルートは結構アップダウンがある
コガネギクの咲く鞍部付近の登山道
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岩場を少し下り、灌木帯の中へ入って 下りきると小ピークを登り返し この辺りは笹の下払いがしてなく 暑さもあり、虫も攻めてくるし
鞍部からは池塘の方に道が分岐して 植生を保護するための処置でしょう 鞍部から見るとまだいくつかの
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暑寒別岳が前方に見えるが 頂上下に崩壊地が確認できます
登山道の熊の糞（中央）
チシマフウロでしょうか
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鞍部から本格的な登りとなります 斜度は特別きつくはないのですが
やはり管理人が言っていたとおり 掘り返したあともあります 熊の糞の量に驚きました 人の５倍以上はありますね 笛を吹きながらの登山が続きます |
崩壊地の登山道
上の崩壊地より南暑寒岳を振り返る 下には平坦地が広がり池塘も見える
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危険は崩壊地はロープが渡して ここから最後のキツイ登りがはじまります
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ハイマツ帯の登山道
頂上直下の花畑が広がる平坦地
ヨツバシオガマの群生
マシケオトギリソウでしょうか
チングルマ
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標高差１５０ｍほどの急坂を 斜度は緩やかになりますが
ハイマツ帯を過ぎると
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暑寒別岳頂上を見る
暑寒別岳頂上
関連動画（下をクリック）
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頂上に到着です 登山口から６時間です 天気が曇り初めてきましたね 遠望はなくスッキリしない眺めです 天候が崩れなければいいがと思い その分涼しくなり助かりました
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下山時の雨竜沼湿原のタチギボウシ群生 （写真をクリックして下さい）
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雨竜沼湿原まで着くと雨は止み 帰りは湿原は北側を通って行きますが 特にタチギボウシの大群生は湿原の
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