巻機山

前日の天気予報を見たら　新潟県に晴れマークが　ついていたので、前から　願っていた巻機山に登る　事にしました　登山口までは舗装されていて　国道から先は少し狭いところ　もありますが良い道です　朝が早いので駐車場入口の　料金所の係員は不在なので　帰りに払う事にします　右の各写真は下山時に　撮影したものです　私が到着した時は　まだ夜明け前で車は　４～５台止まっているだけ　でした　隣の車は地元の方で　山菜採りに来たとの事です　今年はやはり例年に比べ　雪が多かったとの事でした　しかしもう登山道に雪は　ないと教えていただきました　明るくなるのを待って登山口　のポストに登山届けを　出して　出発　すぐヌクビ沢コースの分岐が　ある　登山届けポストの張り紙では　ヌクビ沢コースの雪渓が　不安定で沢コースは立ち入ら　ないようにとの事でした　この分岐を右の井戸尾根　コースに入り進む	桜坂駐車場１日５００円（手前側が登山口）　登山口（登山届けポスト有り）　ヌクビ沢コース分岐右の井戸尾根コースに入る
すぐ右の写真のように　直進はチェーンで閉鎖　してあります　私有地のようです　ここを右の雑木林の中に　入り緩やかに登って行きます　と三合目です　ここで左に９０度曲がるように　登って行くと井戸の壁と　呼ばれる急坂がはじまります	登山道入口（右に入る、直進は私有地）　井戸の壁（樹林帯の急登）
視界のないジグザグ道を汗を　流しながら登っていくと　写真の五合目です　ここは展望が開け、右前方には　米子沢に連なり落ちる何段かの　滝が見えます　南側を振り返れば鋭鋒が　空をさしてます　大源太山でしょうか？	五合目　米子沢の滝（五合目より）　五合目より振り返る大源太山？
やがて徐々に緩やかな坂に　なり六合目の展望台です　ここからは左手に割引岳、　天狗岩がよく見えます　少し登っていくと前巻機山も　全容を現わしてきます　さらに登っていくとガレ場の　開けた場所に出ます　七合目の標識が立ってます　ここが槍穴ノ段と呼ばれる　所なのでしょうか　ここを過ぎるとまた急坂が　始まります　遠望はありませんが登山道　の脇に咲く花が苦しさを　やわらげてくれます　ウラジロヨーラクあるいは　ガクウラジロヨーラクかも　知れませんが濃いピンクの　釣鐘形の可愛い花が　群生してました　他にもニッコウキスゲも　数は少ないですが咲いて　いました　丸太で土止めした階段に　なり八合目を過ぎ、ガスの　中をひたすら階段を登る	六合目展望台　七合目　ウラジロヨウラクor ガクウラジロヨウラク　八合目
広いなだらかな稜線上に出て　少し進むと右の写真の標識の立つ　前巻機山頂上です　ここからは木道を緩やかに　下ります　木道の脇の湿地帯には　ワタスゲが沢山咲いています	前巻機山頂上　ワタスゲ
鞍部まで下ると避難小屋が　ガスの中から現れました　避難小屋の前はかなり　雪が残っています　避難小屋は新しく、トイレは　中にあります　小屋から緩やかな坂を　少し登る池塘が目を　楽しませてくれます　晴れていればさぞ　素敵な景色が広がる　事でしょう　ウラジロヨウラクを眺め　ながら階段を登りきると　巻機山の稜線に出ます	避難小屋内部はピカピカ　巻機山に向かう木道　最後の階段
そこは広場になっており　巻機山頂上の標識が　たっていました　ベンチもあり休憩に　最適な場所です　　ここで割引岳からの　道が合流しています　標高からしてここは最高点　ではありませんので、稜線の　木道を牛ヶ岳の方へ進む	頂上広場（最高点ではない）　割引岳分岐（割引岳方面は奥に下る）
稜線上は木道で歩行ルート　が制限されており、最高点には　道がつけられていないようです　これも近年破壊された自然の　修復保護のためでしょう　ガスで視界はありませんが　近くの花は確認できましたよ　木道を進むと群馬県との　県境の尾根を越えたところ　からは下っていき、すぐ右下の　写真のベンチが現れます　縦走路の標識があり道が　Ｙ字に分岐しているようでした　そのあたり一帯は黒い　シートがしいてあり、これも　自然保護の方策なのでしょう　休憩してガスが晴れるのを　待つが、難しいようなので　下山する　帰りに塩沢町の日帰り温泉　「アクエリア」で汗を流した後、　明日の天気も期待できないので　予定を変更して帰途につく	稜線の池塘とワタスゲ　タテヤマリンドウ　シャクナゲ　縦走路ベンチ