苗場山

国道１７号の八木沢トンネル　の南側（三国峠側）の苗場山　登山道の標識に従い林道に　入り進むとゲートがあり　管理人がいましたので、　登山目的である事を告げ　そこで登山届けを提出、　駐車場には仮設のトイレが　あるとの事なので今晩は　そこで車中泊とする事に決める　駐車場に隣接してトイレを　建設中で完成すれば更に　快適な登山環境になります　夜明けとともに出発　立派な登山道入口の標識柱　の前を登って行く	かぐらみつまたスキー場第２リフト町営駐車場　苗場山登山道入口（標識の左側にトイレ建設中）
和田小屋まではリフトの下を　林道に沿って歩きます　途中で谷川連峰の方から　朝日が昇ってきました　スキー場のゲレンデ内　で東側が開けていますので　絶好の日の出ポイントに　なっています　少し雲っていますが、美しい　早起きは三文の得ですね	谷川連峰に登る朝日（和田小屋直下にて）
和田小屋の横に出ますので　右下の登山口の方向に　進みます　入口には熊注意の立て看板　ゲレンデを通り抜け樹林帯の　中を徐々に登っていきます	和田小屋　苗場山登山口
１時間ほどで平坦な湿地帯に　出ます　写真のように木道が敷かれ　休憩出来るように板敷きの　広い場所が作られています　ここが下ノ芝です　ここを過ぎて登っていくと　左下にカッサ湖（田代湖）　の緑色の湖面が見えて　きます	下ノ芝カッサ湖
やがてササ原の広がる　中ノ芝です　ワタスゲが所々に群生　しています　登山道脇でウラジロヨウラクを　みつけました　鮮やかな色に元気を貰う	中ノ芝　ウラジロヨウラク
下ノ芝もワタスゲやイワイチョウ　が群生していました　このルートは休憩ポイントが　適度にあり、展望もよく　いいルートですね　上ノ芝の先で小松原コースと　合流します	上ノ芝　小松原分岐
すぐ神楽ヶ峰ですが、頂上を　見過ごしてしまいそうな　小さなピークです標識も写真のように倒れて　いました	神楽ヶ峰標識（倒れていました）
神楽ヶ峰から南に稜線を　少し行くと富士見坂の下りに　なります　坂の手前から苗場山北東側を　撮った写真です　急坂を下ります　　帰りの登りは「シンドイぞ」　と思いながら下って行くと　途中に雷清水の水場が　ありました　この水の美味しさは　格別です　軟らかい水でした　下りきった鞍部には　「お花畑」と書かれた　標識が立ってました　時期的に少し早かったので　今回は殆ど咲いていません　でしたが、夏の盛りはさぞ　綺麗なのでしょう	富士見坂より苗場山　雷清水
鞍部から最後の急な登りの　雲尾坂です　ジグザグに登り、高度を　上げて行く　やがて平坦な湿原の端に　到着　木道の上を小屋に向かって　歩きます　なんと綺麗な頂上一帯なので　しょうか　広い湿原に散りばめられた　池塘の美しさに登りの疲れも　吹っ飛びました　今はワタスゲが咲いている　程度ですが、シーズンは　花の楽園になるそうです　いつか、もう一度その時期に　訪れてみたいものです　南側には砂武流山、東側　には平標山～谷川岳等の上州の　山々も望めます　初めて訪れる地域なので　名はよく分かりませんが　山好きには、たまらない　眺めです　ここで今朝、私より少し先に　登り始めた登山者の方と　知り合い、山の話を聞く　埼玉から来られた方で　私と同じように百名山を　めざしていました　いつものようにホームページの　名刺を渡す　最初の頃は遠慮気味に　渡していましたが、最近は　うむを言わさず渡して　います　もっと謙虚になりましょう　登山にも通じる心構えですね	苗場山頂上湿原入口より小屋を望む　頂上の池塘　頂上の案内標識と休憩場所　頂上に広がる池塘群（写真をクリックして下さい）
頂上三角点は遊仙閣の裏手に　立派な標識と共に立っていました　今日は天気予報では曇りとの　事でしたが晴れて暑いくらいの　天候になりました　今日もいい山登りができました　下山してから八木沢の国道１７号　沿いの「街道の湯」で汗を流す　ここは広い露天風呂がお奨めです	頂上小屋遊仙閣　頂上三角点と標識柱（遊仙閣の裏に立つ）