御座山

国道１４１号線から県道に入り　白岩の集落で右折して林道で　登山口までくるのですが、　その県道の立派な事、この村　は財政的に豊かなのでしょうね　多分高原野菜のおかげなのでしょう　林道は登山口近くはせまいので　慎重に　ガイドブックでは１５台駐車可能　となってましたが、登山口周辺　には６台くらいしか止めれません　登山口の下に鎖で進入禁止に　してある農地に昔は駐車できた　と思われます　登山口の右に登山届け箱が　立ってます　そこには登山時間と標高が　記された表がビニールケース　に入って置いてありますので　それを参考にするといいでしょう　下山時に確かめたのですが　この時間はやや健脚気味です	白岩登山口駐車場登山口正面に３台その下の路肩に３台それ以外はだいぶ下がった場所になる　登山口右脇にに登山届け箱が立つ　登山届け箱に置いてある登山時間の目安と標高
登山口から西に向かい尾根に　でます　尾根に出たら尾根を　左右にからんで南に道は　向かいます　登山道は昨夜の冷え込みで　霰のようなものが所々に　積もってます　黄葉が朝日にあたり　美しい　やがて長者の森からの道が　合流しますが地図にはこの　道は載ってませんね　やがてシャクナゲの木が　目立つようになると見晴台　です	長者の森登山道合流点
見晴台の標識のある地点　ではなく、その手前側に　北側が見渡せる岩場が　ありますので、北アルプス　方面はそこから眺めた　方がいいと思われます　昨夜の雪で北アルプスは　真っ白です　遠くに浮かぶように見え　それは素晴らしい眺め　でした　見晴台の標識のある　地点からは色づいた　山肌の向うに蓼科山　が雲の端から姿を　見せていました　進行方向の南側には　これから登る前衛峰　とその背後には御座山　がが望めます	白く浮かぶ後立山連峰と白馬連峰（見晴台手前より）　白馬三山（見晴台手前より）　見晴台標識　蓼科山遠望と秋色の山肌　前衛峰（後が御座山）
傾斜がきつくなった　尾根の樹林を縫うように　登っていくと前衛峰です　写真のような標識が　置いてあります　正面には御座山です　ここから一度下ります　下り始めに少し厄介な　岩場が１ヶ所ありまので　慎重に	前衛峰頂上　御座山奥が頂上
写真の鞍部まで下ると　右は下新井と記した　小さな標識が立ってます　あまり利用されていない　ルートのようです　この鞍部は「うだの沢のトーミ」　と呼ばれているようです　ここからが急登です　木立の中をジグザグに　登っていきますが雪で　ルートが分かりにくい　場所もありましたが　目印が適度にあり　助かりました　傾斜がゆるくなると　避難小屋が現れます　頂上は小屋のすぐ背後　でした	前衛峰と御座山の間の鞍部ここから右に下新井に下るルートが有る　樹林帯の急登り迷いやすいので目印を見失わないよう　避難小屋
小屋を過ぎると目の前には　写真のような岩場が現れ、　それを登ると南北に細長い　岩稜の御座山頂上です　頂上標識と祠が南の奥側に　あります　冷たい風です　気温は氷点下２℃です　一通り撮影したら急いで　岩陰で風をよける　しかしその風のおかげで　素晴らしい澄み切った空　です	頂上の岩稜を見上げる　　頂上を全景　頂上標識
頂上からの眺めは文句なし　際立って真っ白な浅間山、　遠くに北アルプスの稜線、　近くに西上州の山々、　西に目を転じれば、八ヶ岳　から南アルプス、東には　両神山がすぐ近くに　望めます　この頂上で埼玉から来た　青年と高知県からの７０歳の　大先輩登山者に出合いました　埼玉からの青年は私が頂上に　上がった時に標識のそばに　立っていました　話しかけ、山の名前などを　教えて戴きました　彼は南相木村から登って　来たようで、この山には　今日初めてでは無いようで　来月にも又登る予定が　あるとの事でした　高知県からの方は私と同じ　北相木村の白岩登山口から　私のすぐ後登ったようですが　私より健脚でした　その年を聞いて驚きました　昭和３３年から山に登っている　との事、５０年近い登山歴です　まだ５年にも満たない私には　大大先輩です　百名山はとうに踏破され　今は日本中の山という山を　登っているようです　今度お会いしたらゆっくり　話を聞いてみたいものです	浅間山（右）左は外輪山の黒斑山　八ヶ岳（赤岳～硫黄岳）南アルプス　両神山　白馬と後立山連峰　西上州の山々
下山時に見晴台の樹間から　浅間山を望むと雲が少し　かかってきたようです　帰りはメルヘン街道を　通って八ヶ岳の麦草峠を　越えて帰る　八千穂高原から御座山が　確認できました　こちら側から見ると岩肌が　むき出しの荒々しい姿　でした	浅間山下山時に見晴台より　御座山八千穂高原より