鳥海山

鳥海ブルーラインで鉾立　まで上がってきますと、　写真の大きな駐車場　（３５０台無料）があります　夜間も使用できる綺麗な　水洗トイレもあります　写真の左端に写っている　建物は国民保養センター　稲倉山荘です　前日の夕方に到着したのですが　観光客、登山者で駐車場は　一杯でした	鉾立駐車場横断歩道の手前に登山口がある（前日撮影）
深夜から朝にかけて　台風のような暴風雨でした　夜明けの時間ですが霧で　周りは真っ白です　しばらく様子を見ていましたら　霧と風は残っていますが　雨はあがったようですので　出発する　先に上り始めた人達も　１０人ほどいました　前日に登山口を確認していたら　登山案内のハウスの中の　掲示板に熊に対する注意書きが　有りましたので、鈴をならして　登り始める	登山口ハウスの中に登山届け箱あり熊に対する注意書き（上２枚も前日撮影）
登山口からは整備された　遊歩道をを登っていく　１０分ほどで展望台があります　帰りに寄る事にしましょう　広い整備された登山道を　緩やかに登って行くと賽の河原　です　多分広々とした場所なのでしょうが　写真のような霧で何も見えません　登山道をたどっていくのがやっとです	賽の河原
賽の河原から単調な石畳の道を　３０分ほど登ると御浜小屋です　小屋の手前の道を進んで、小屋を　通りすぎると、下の写真の方位盤の　ある広場に出ます　ベンチやトイレもあり小休憩には　最適です	御浜小屋　御浜小屋東側小広場　御浜小屋小広場より鳥海湖（下山時に撮影）
御浜から稜線を歩きます　天候さえよければ雄大な景観を　楽しめるものと思いますが、　吹き飛ばされそうな風と霧の中を　進んでいくと迷いそうな広い　御田ヶ原です　このあたりは花が沢山咲いて　いましたが、悪天候でユックリ　眺める事は出来ませんでした　御田ヶ原から少し下って鞍部で　合流し、そこから登り返します　そこで下山時に少し雲が切れた　時に撮影したのが右下の写真　です　　新山の頂上が遠望できたのは　この時だけでした	御田ヶ原　新山（鳥海山）御田ヶ原登山道より（下山時撮影）
やがてキツイ登りの八丁坂です　右の写真を右の方に登って　行きます　私が登る時は視界が悪く、この　八丁坂が全く見えなくて、どちらに　進んでいいのか迷っていたら、　一瞬、霧が晴れて姿あらわしたので　助かりました　やがて右下写真の七五三掛分岐　です　ハシゴの下を右に行けば、外輪山　コース、ハシゴを登って行けば　千蛇谷コースです　この強風です、尾根道の外輪山　コースは難渋すると思うので、　千蛇谷コースを進む	八丁坂　七五三掛分岐
上りきったら急な下りが始まります　ハシゴを下り、谷底で雪渓を渡ります　渡る箇所には石に丸印がしてあり、　ロープが張ってあるのでそれに沿って　渡りましょう	千蛇谷の雪渓（ここで横断する）
ジグザクの登山道をたどり　千蛇谷を右に見ながら　高度を上げていく　やがて大物忌神社に到着　一息入れて、標識に従い　神社の前を左に入り、　御室小屋の前を通り、　新山頂上をめざす　ここからは岩登りです　白ペンキの矢印に従って　慎重に登っていきます　途中、下る方向に矢印が　書かれているので、道を　間違えたかと思いましたが　一度下り、右下の写真の　大きな岩の隙間を通りますと　頭上に頂上を望めます　何せ視界が悪く、頂上方向が　確認できませんので、矢印を　見失わないようにしました	大物忌神社　新山頂上下の岩の隙間の登山道
頂上は右の写真の岩場の　最高部に有りますが、そこには　裏から登って行きます　頂上は狭く３人立てるかどうかの　広さしかありません　強風で吹き飛ばされそうですので　写真を撮ってすぐ下りる　　こんな視界では外輪山コース　を歩いても展望は期待出来ない　ので、安全な千蛇谷コースを　戻る	新山頂上を見上げる　新山（鳥海山）頂上
悪天候でしたが、多くの登山者が　登ってきてました　御浜小屋の休憩所は沢山の　登山者がくつろいでいました　賽の河原までは観光客の姿も　目立ちました　展望台まで下りてくると日本海が　綺麗に見えました　この山は天気の良いときに　是非もう一度登りたいものです　そんな気にさせてくれる山でした　帰りに海沿いの国道を走りながら　残念な事に上部は雲の中でしたが　庄内平野に立つ秀麗な　鳥海山の姿に見とれました	展望台より日本海