白山(観光新道-エコーライン)

別当出合の道路脇（左）に駐車（奥が市ノ瀬側）この手前が下の写真で車は通行止め　右に道を下ると１５０台の大駐車場あり登山口は左の車道を直進	別当出合の駐車場に市ノ瀬から暗いうちに　向かうが駐車場の手前の路肩脇のスペースに　車がかなり止まっていた　前回の時はこのスペースは気がつかなかった　とりあえず駐車場に下りてみるが、上段の　駐車場は狭く満車、下段の河原の大駐車場は　ほとんど空いていた（どちらも綺麗に舗装されていた）　ここに止めると登山口まで標高差５０ｍほど　登らなければならないので、戻って駐車場手前の　路肩脇のスペースに駐車する　　　　　車道をのんびり１５分もあるけば　別当出合の休憩舎です　高低差がなく舗装された車道なので　ヘッドランプの明かりでも楽々です　なぜ下の立派な駐車場に止めないで　車道の路肩スペースに駐車している理由が　納得できます
別当出合休憩舎裏にトイレがあります　休憩舎の中の登山届箱　登山口の鳥居をくぐる左の山を登るのが観光新道右の吊橋を渡るのが砂防新道　観光新道登山口	別当出合休憩舎にはトイレも　隣接してますが市ノ瀬の方が綺麗でした　　　　　　　　　　休憩舎の中の登山届箱が設置してあるので　登山届を入れて出発です　　　　　　　　　４時１５分なのでまだうす暗く　ヘッドランプをつけて、鳥居を　くぐり左に折れ、観光新道登山口から　登り始めます
室堂まで５ｋｍの標識ここだけ僅かな平坦地です	登山口からブナ林の急坂が始まります　登山口から２０分ほどで室堂まで　５ｋｍの標識の立つ僅かな平坦地に　出ます　地図でいくとここで道路を横断するはずですが　どうも道路とは思えない？　後から考えても別当坂分岐の尾根に　出るまでここしか平坦地はなかったので　ここが道路横断部でしょうか？　ガイドブックを読み返してみると　水場もあったようなのですが暗くてわかりません　でした
急坂の登山道　登山道の左側が崩壊している	上の標識を過ぎると丸太で整備した　階段場の登山道になり、その後は　左の写真のような急坂が続きます　　　　　　　　禅定道の尾根が近づくと（標高１５80ｍ付近）　インターネットの白山観光協会のサイトの　情報とおり登山道が一部崩壊した箇所が　ありました　このサイトは最新の白山情報が詳細に掲載されて　いるので重宝します
別当坂分岐右が室堂、手前が別当出合　これから登る尾根の登山道を見上げる　東側には別山（右端）から大屏風～油坂の頭へと続く稜線その手前に不動滝も確認できる	ブナ林の急坂をひたすら１時間登って　尾根の別当坂分岐に出ました　ここまでが展望もなく、急坂の　一番キツイ箇所と思われますが　登り始めで体力に余裕がある　うちでしたので助かりました　ここから先も斜度のある登山道が　黒ボコ岩まで続きますが、尾根道　の視界が開けた道ですので、風もあり、　花も楽しめ、登山の醍醐味が味わえます　　　　　登山道の脇にはニッコーキスゲが　咲いていました　　　　　　　　　　　東側に目をやると少し恐いような　光景が広がっていました　山肌がむき出しになり崩壊して　痛々しい　それに不動滝の下や別当谷の　砂防堰堤工事も大規模ですね
登山道の様子前方中央に立つダケカンバの向う側が黒ボコ岩あたりまだまだ距離はある　仙人窟	標高１８００ｍくらいのピークに　くると前方の黒ボコ岩方向が　確認でき、これからのルートの　様子もだいたい確認できます
北西に白山釈迦岳　前方の丘の上に殿ヶ池避難小屋	登山道の北西側には　白山釈迦岳が望めます　　　　　　　　　標高１９００ｍ付近の小さな　ピークに立つと前方に殿ヶ池避難小屋が　確認できます　写真では小さくて見づらいですが　目視ではハッキリ見えます　ここから少し平坦に進み、そのあと　また登りが始まるようです
登山道の雪渓と殿ヶ池避難小屋　殿ヶ池避難小屋	殿ヶ池避難小屋が近付くと、その手前に　雪渓があります　左右に少し傾斜のある雪渓を横切るような　形ですので慎重に渡ります　　　　　　　避難小屋は結構古いですね　小屋には立ち寄らずに通り過ごすが　その先に小広場がありベンチで　小休憩　この小広場の殆どが　まだ雪で覆われていました
真砂坂手前の登山道の花畑　お花畑右端背後に砂防新道の甚之助避難小屋が写っています　砂防新道の甚之助避難小屋左が旧小屋、右が現在の小屋	避難小屋から先は真砂坂、馬のたて髪と　急坂が続きますが、この辺りは、お花畑が　広がり、それで癒されさほどきつく感じない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　眺めもよく砂防新道の　甚之助小屋も確認できｍす
馬のたて髪このあたりは急坂が続きます　馬のたて髪から振り返る下に殿ヶ池避難小屋が見える正面奥中央に大長山（雲がたなびく）その左奥に経ヶ岳　馬のたて髪から望む別山	急坂の途中に写真のように標識が　倒れていました　見ると「馬のたて髪」と書かれていました　遠くから見るとこの場所はそのように　みえるのでしょうか？　由来はよく分かりませんが　ここからの眺めはいいですよ
急坂の丸太の登山道　蛇塚（奥の石積み）まだ雪が残っていました	馬のたて髪から１０分ほど写真のような　尾根道を登って行くと涸れ沢にはいる　　　　　　　　　涸れ沢を進んでいくと前方に雪渓です　その中に石積みだれた塚があります　近づいて標識を見ると蛇塚と書かれて　いました　ここが泰澄大師が千匹の悪蛇を埋めたと　伝えられているところですか、何やら少し　恐いような気持ちになりますね
黒ボコ岩	黒ボコ岩に到着です　ここで登山者の数が急に増え　にぎやかになります　黒ボコ岩の上にも登山者が　上がって遠望しています
弥陀ヶ原御前峰は雲の中　エコーライン分岐右に入るとエコーライン室堂は直進	今日はガスで頂上が見えない　今までの３回、周辺も入れれば５回の　登山はすべて快晴で頂上からの　眺望を楽しめましたが、今回は　そのジンクスが通らないのでしょうか
室堂（下山時は御前峰が見えました）　黒ユリ	今年も黒ユリが迎えてくれました
御前峰頂上標識　室堂と弥陀ヶ原を見下ろす左の木道がエコーライン　雲の切れ間に別山が姿を現す　白水湖　大汝峰と翠ヶ池　関連動画（下をクリック）御前峰頂上南東より	ガスで諦めかけていましたら　急に切れてきて僅かな時間ですが　まずまずの眺めを楽しめました　一番の楽しみの北アルプス方面の眺めは　雲で見えませんでした　そこまで欲張ってはいけませんね　これだけ見れれば充分です　また次の楽しみに取っておきます
エコーライン分岐よりエコーライン木道を見る　エコーラインと弥陀ヶ原	頂上でゆっくり休憩した後　弥陀ヶ原のエコーライン分岐まで　下る　エコーライン分岐から先を見ると　しばらくは弥陀ヶ原の平坦な　道を進むようです　　　　　　　弥陀ヶ原には花はまだ咲いていない　ようです
エコーライン登山道の残雪残っているのはここだけでした　南竜山荘（左）と右奥に南竜ヶ馬場の野営場　南竜山荘雪渓の上に登山者の列　緩やかな登山道	木道が終わると緩やかな尾根に　沿った道になります　白山情報とおり雪が残っていましたが　雪渓の１/３くらいは夏道が見え　アイゼンがなくても問題はありませんでした　この先の登山道には雪はありませんでした　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪渓がすぎたら写真のような　緩やかな登山道を進みます
蛇行して急斜面を下る　南竜道に出る右上が砂防新道合流左は南竜山荘に下る	道は写真のように急斜面を大きく蛇行　しながら下って行きます　この辺りはお花畑が広がっているようですが　まだ早いらしく咲いている花はありませんでした　　　　　　　　こんなに下っていいのかと心配に　なるくらい下って行くと下に南竜道が　見え、安心する　ここから砂防新道の合流点の　南竜道分岐まで少し登りますが　平坦に近い感じです
南竜道から甚之助避難小屋を見下ろすさらにその奥に別当出合の駐車場や吊橋も確認できます　前方に南竜道分岐が見える　南竜道分岐右が南竜道手前が別当出合	南竜道から甚之助谷や別当谷、その間の　砂防新道のある支尾根、支尾根に建つ　甚之助避難小屋が下に見えます　遠くには別当出合付近も確認できます　　　　　　　　　　　　　　　　　　南竜道分岐から砂防新道を下りますが　ここからは山とは思えないほどの数の　登山者とすれ違いに閉口しました
旧甚之助避難小屋　現在の甚之助避難小屋	前回の登山の時の甚之助避難小屋は　現在は使われていないようで　すぐ下に新しい小屋が建っていました
不動滝とその下の砂防堰堤　別当出合１．６ｋｍ標識ここに水場があります　中飯場標識と背後の不動滝手前側にトイレ　中飯場のトイレ別当出合は左に下る	標高１６００ｍくらいまで下ってくると　不動滝がよく見えるようになります　不動滝よりもその下の工事が凄い　円筒形のコンクリート製の構造物が　無数積まれて砂防堰堤が造られています　別当谷にも砂防堰堤があり、２００３年の　登山の時も工事をしていました、いつまで　工事は続くのでしょうかね　　　　　　　左の標識のあたりもガイドマップでは　道路を横断する箇所なのですが　そのような道はありません　写真には写っていませんが　細い管ですがここには水場が　ありました　　　　　　　　上の標識のすぐ下が中飯場です　丁度正午ですが、まだ多くの　登山者が休憩していました　室堂まででしょうが暑さに弱い　私には考えられません
付け替え道の分岐（上部）下りは右の旧道を使う左の付け替え道は上り専用　付け替え道の分岐（下部）上りは右、下りは左　砂防新道登山口の吊橋別当出合休憩舎も確認できます	中飯場から１５ほど下ると　道は上りと下りに分かれていて　下りは迂回するような旧道の方です　新しくショートカットするように付け替え道が　登り専用で設置されていました　確かに旧道にはすれ違うのに難儀するような　細い道がありましたので安全になりましたね　　　　　　　　　　　　　　　　　この吊橋も新しくなりましたね　白山は毎年整備に力をいれているようで　好感がもてますね　だから人気もあるのでしょう、この　人の多さは我慢するしかないようです